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横溝正史関連ニュース&トピックス  - 横溝正史アーカイブス -

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 [397]   2022/1/21
■ 角川文庫『びっくり箱殺人事件』『支那扇の女』(2022/1/25)、復刊!
  2022年1月25日付で、『びっくり箱殺人事件』(よ5-50)『支那扇の女』(よ5-51)が角川文庫より復刊(改版初版)されました。しかも、緑304-17/27の時と同じ巻末「解説」(中島河太郎)付き。前にも記したが、既刊横溝文庫で巻末解説が割愛された文庫についても、これを機に巻末解説を復刻していただきたいと思うのは、私だけだろうか(^^;)。もしくは、巻末解説だけの文庫でも構わないのだが…。

『びっくり箱殺人事件』(よ5-50)の帯には、異色、復刊! 横溝正史没後40年&生誕120年記念企画第三弾 男はビックリ箱に仕掛けられた短剣で殺された! 等々力警部の謎解きは!? とある。

カバー裏の紹介文は次の通り。
男が箱の蓋を開いた次の瞬間、前のめりになり激しく痙攣し始めた。胸には鋭い短剣が突きささっている。凶器は箱の中に強いばねで仕掛けられていたのだ。レヴュー演劇『パンドーラの匣』舞台上で起きた戦慄の殺人事件。作家であり舞台監督、そして俳優も務める幽谷先生と等々力警部は、この謎を解き明かせるか。横溝作品の中でもっとも異色と名高い本格推理小説である表題作のほか、金田一耕助が名推理をみせる「蜃気楼島の情熱」を収録。

関連ページ:
 横溝作品へのアプローチ
 ・『びっくり箱殺人事件』を聞く
 ・ラジオドラマ(文士劇)を読む -『びっくり箱殺人事件』-


『支那扇の女』(よ5-51)の帯には、因縁、復刊! 横溝正史没後40年&生誕120年記念企画第三弾 二人の女性が惨殺!世間を騒がせた毒殺事件と複雑に絡み合うが……。 とある。

カバー裏の紹介文は次の通り。
鮮血が飛び散る廊下で、血溜りに突っ伏す寝巻姿の女。離れの部屋には、額をざくろのように割られ、凄まじい形相をした老婆が死んでいた。現場に駆けつけた等々力警部と名探偵・金田一耕助は聞き込みを始める。凶器は思いも寄らない場所に捨てられていた。さらに70年ほど前、世間を恐怖のどん底に陥れた毒殺未遂事件と複雑に絡み合う。なぞの因縁話に秘められた斬新なトリックを金田一耕助は見破られるか。表題作に加え「女の決闘」を収録。

関連ページ:
 横溝作品へのアプローチ
 ・「ペルシャ猫を抱く女」「肖像画」「支那扇の女」『支那扇の女』
   雪ぐ・改稿に対する作家の禊ぎ


『びっくり箱殺人事件』に併録されている「蜃気楼島の情熱」は、角川文庫よ5-6『金田一耕助ファイル6 人面瘡』にも収録されている(^^;)。『金田一耕助ファイル』刊行時(1996/9)、複数の横溝文庫から金田一ものの短編の、「睡れる花嫁」(緑304-37『華やかな野獣』)「湖泥」(緑304-30『貸しボート十三号』)「蜃気楼島の情熱」(緑304-17『びっくり箱殺人事件』)「蝙蝠と蛞蝓」(緑304-33『死神の矢』)「人面瘡」(緑304-20『不死蝶』)をピックアップして一冊の文庫『金田一耕助ファイル6 人面瘡』を刊行したため、緑304オリジナルの文庫を復刊すると、タイトルの異なる文庫に同じ作品が収録される事態となっている。

今回刊行された文庫帯に、横溝正史没後40年&生誕120年記念企画第三弾が何なのか、記されている。2022年2月『貸しボート十三号』&『死神の矢』、2022年3月『壺中美人』&『華やかな野獣』が、それぞれ同時復刊される予定とのこと。さらにこの先があるのか、楽しみにしたい。

関連ページ:
 ・まだこんなにある、復刊されていない角川文庫緑304タイトル
 ・角川文庫『扉の影の女』(2021/12/25)、復刊!
 ・角川文庫『夜歩く』(2021/12/10)、丸善ジュンク堂書店限定復刻カバー!
 ・角川文庫『女王蜂』(2021/12/10改版40版)、TSUTAYA限定復刻カバー!
 ・角川文庫『スペードの女王』(2021/11/25)、復刊!
 ・角川文庫『迷路の花嫁』(2021/10/25)、復刊!
 ・角川文庫『魔女の暦』(2021/9/25)、復刊!
 ・角川文庫『夜の黒豹』(2021/8/25)、復刊!


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