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 [449]   2026/1/5
■ 捕物作家クラブ同人合作『黒門町伝七捕物帖1』(捕物出版,2026/1)刊行!
  2026/1/1付で、捕物出版より京都新聞連載版、捕物作家クラブ同人合作『黒門町伝七捕物帖 第一巻 片輪草履』が刊行された。横溝正史も捕物作家クラブ同人の一人で、本書には「江戸名所図会」(「京都新聞」1951/6/10掲載)が収録されている。

巻末解説(末國善己)によれば、捕物作家クラブの競作企画として書かれた「黒門町伝七捕物帳」は、「京都新聞」に1951/3/11から1960/10/16にかけ、足掛け10年にわたって連載されたとのこと。野村胡堂が構想した天保時代の名探偵"黒門町の伝七"を捕物作家クラブ同人が共通キャラクタとして競作された。

「黒門町伝七捕物帖」は、「京都新聞」連載を振り出しに、「面白倶楽部」や「讀切小説集」「小説倶楽部」などにも掲載され、陣出達朗単独執筆も含め、作品総数は270作を超えるようである。

横溝正史による伝七作品として、「江戸名所図絵」「雷の宿」「通り魔」「船幽霊」「宝船殺人事件」(現題「春姿七福神」)「幽霊の見世物」があり、これらはその後「人形佐七捕物帳」へ改稿されている。改稿作品の多い横溝正史は、自分の伝七作品を書き改め、「人形佐七」作品群に加えることで、後世に残したといえよう。

本書掲載の「黒門町伝七捕物帖」は、城昌幸, 佐々木杜太郎, 陣出達朗,戸川貞雄, 九鬼澹, 土師清二, 三好一光, 松波治郎, 山手樹一郎, 高木彬光, 野村胡堂, 横溝正史, 村上元三, 角田喜久雄, 谷屋充, 島田一男, 瀬戸口寅雄, 水谷準, 大倉Y子, 柳原緑風, 岡田八千代の、執筆者21名26作品。

横溝正史執筆の「黒門町伝七捕物帖」全6作品は、『横溝正史探偵小説選IV』(論創社 論創ミステリ叢書99, 2016/6)にまとめて収録されている。

関連ページ:
 ・横溝考古学・事始め
  (5)黒門町伝七捕物帳
 ・横溝正史関連ニュース&トピックス
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  (4-43) ○「黒門町伝七捕物帳」捕物作家クラブ同人


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