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| [301] 2016/2/8 | |
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■ Jミステリーはここから始まった! 第2回「横溝正史“八つ墓村”」放映
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2016年1月28日、NHK-BSプレミアムにて、「シリーズ・Jミステリーはここから始まった!」の第2回「横溝正史“八つ墓村”」なる番組が放映されました。ちなみに、前週1/21にはその第1回として「松本清張“ゼロの焦点”」が放映されています。都合でリアルタイムでは見ることが叶わず、このところでようやく予約録画しておいたビデオを視聴できました。NHK-BSプレミアム シリーズ・Jミステリーはここから始まった! 1月21日・28日(木) 22時00分〜23時00分 ・第1回「松本清張“ゼロの焦点”」(1/21) 【ゲスト】笠井潔, 小森陽一, 中村文則, 橋本麻里, 華恵 ・第2回「横溝正史“八つ墓村”」(1/28) 【ゲスト】綾辻行人, 高橋源一郎, 中野信子, 道尾秀介, 華恵 番組サイトには、次のように記されている。 日本独自の発展を遂げてきたJミステリー。その源流を作った2人の巨人、松本清張と横溝正史の代表作を、テキストにこだわって読み解く読書会シリーズ。 第2回「横溝正史“八つ墓村”」については、次のように記されている。 文学作品をテキストにこだわって語り合う「読書会」シリーズ。今回は横溝正史の「八つ墓村」。“たたりじゃー”で有名なこの物語には、村人32人が殺された「津山事件」や落ち武者伝説が息づき、まがまがしい雰囲気に満ちている。でも読み込んでみると、宝探しや洞窟探検、純愛物語などにあふれている!「八つ墓村」は実は、冒険小説でもあるのだ。金田一耕助も村人たちの活躍にたじたじ、ちょっと不思議な推理小説を読み解く。 Jミステリーの源流を作った2人の巨人として、松本清張vs横溝正史を読書会という形で取り上げていて、面白い試みである。「シリーズ」と謳いながら、計2回しかないのはあまりにモッタイナイと思ったのは私だけではないでしょう。「横溝正史を読む」と題して、このような読書会をシリーズ化していただきたいものです。 実は探偵小説でありながら、鍾乳洞探検・財宝探しといったエンタテインメント&実は何組もの織りなすラヴストーリーの娯楽大作でもある『八つ墓村』。番組では、次のようにも紹介されていました。 ・ホラーミステリの金字塔 ベストホラーミステリ ・辰弥の両親のあり方と横溝の両親のあり方が被る 自伝的な小説 ・インディ・ジョーンズのような大冒険 ・『八つ墓村』はてんこ盛り 怪奇大ロマン ・たくさんのカップルが登場する恋愛小説 など また、探偵小説を「お化屋敷」の掛小屋からリアリズムの外に出したかったと、松本清張が書き記したこともあり、横溝正史は実質約10年間筆を折っていた時期があったが、その後空前の横溝リバイバルが到来したことまで、紹介されていました。
番組最後で紹介された、横溝正史辞世の句「どん栗の落ちて虚しきアスファルト」を含む文章は、『横溝正史追憶集』(私家版,1982/12)巻頭に掲載されている、横溝正史自身の「辞世」というエッセイからの抜粋である。番組では、私はまだまだ死なないつもりである。まだまだ探偵小説なるものを書いていくつもりである。で紹介が終わっていたが、実はその続きが少しだけある。それは…。そのときはまたちがった辞世ができるかもしれない。でした。関連ページ: ・横溝考古学・事始め : (77) 松本清張による横溝正史批評(?) -「お化け屋敷」- (72) 竜のあぎとにて授かりし - 『八つ墓村』 鶴子の愛 - ・見てから読むか、読んでから見るか : 『八つ墓村』カレンダー - 辰弥はいつ神戸へ発ったか - ほか | |
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