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横溝正史関連ニュース&トピックス  - 横溝正史アーカイブス -

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 [435]   2024/10/21
■ 『江戸川乱歩トリック論集』(中公文庫え24-2, 2024/10)刊行!
  2024年10月25日付で、江戸川乱歩『江戸川乱歩トリック論集』が中公文庫より「生誕130年記念刊行」と銘打ち、刊行された。カバー裏に、次の記載がある。
探偵小説にとってトリックとは何か? 戦後、 江戸川乱歩は海外作品を渉猟し、独自のトリック研究に没頭した。多くの追随者を生んだ名篇「類別トリック集成」およびその随筆版として自身が編んだ『探偵小説の「謎」』ほか、 乱歩のトリック論を精選し、初めて一冊にした文庫オリジナル。巻末に横溝正史との対談を収録。 〈解説〉新保博久

『江戸川乱歩座談』(中公文庫 え24-1, 2024/9)に引き続き、横溝正史関連として、以下が収録されており、ありがたい。
 
 IV トリック総論
  「本陣殺人事件」を読む, p.349-364
   (「宝石」1947/2,3合併号)
 資 料
  探偵小説を語る――対談・横溝正史, p.382-396
   (「宝石」1949/9,10合併号)
  「「本陣殺人事件」を読む」は、「「本陣殺人事件」を評す」として、
・小林信彦編『横溝正史読本』(角川文庫, 1979/1)
・『江戸川乱歩コレクションIII 一人の芭蕉の問題 -日本ミステリ論集-』
  (河出文庫, 1995/4)
・『横溝正史エッセイコレクション2 横溝正史の世界 横溝正史読本』
  (柏書房, 2022/6) などに、
「随筆探偵小説」中の「本陣殺人事件」として、
・『鬼の言葉 江戸川乱歩全集25』(光文社文庫, 2005/2)に、収録されています。

対談「探偵小説を語る」は、「「探偵小説」対談会」と題して、
・『宝石推理小説傑作選1』(いんなあとりっぷ, 1974/6)
・『横溝正史の世界』(徳間書店, 1976/3)
・「ユリイカ 1987/5」(青土社)
・『横溝正史エッセイコレクション2 横溝正史の世界 横溝正史読本』
  (柏書房, 2022/6復刊)に、収録されています。

この他にも、この文庫では横溝正史作品について随所で触れているのですが、トリックに言及していますので、ここでは紹介するのはやめておきます(^^;)。

横溝正史との対談で、江戸川乱歩は横溝正史の作風の変遷について指摘している。
江戸川 横溝君は四度変っているね。最初は「画室の犯罪」とか「丘の三軒家」とか、ああした形の本格物を書いて、それから「山名耕作の不思議な生活」だとか、ああいう味のものを書いた時代、その次に「鬼火」の時代になって、こんどの「本陣殺人事件」が出て、これで四遍変ったわけだ。
横溝 いまがいちばん自分に合っているという気がする。

関連ページ:
 ・江戸川乱歩『江戸川乱歩座談』(中公文庫 え24-1, 2024/9)刊行!
 ・WANTED 横溝正史
  (21) 『喘ぎ泣く死美人』に続け! - 第5弾:対談・座談集 -
 ・横溝正史シソーラス(パイロット版) - 温故知新編 -
  (3-28) ○「「本陣殺人事件」を評す」への想い


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