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横溝正史関連ニュース&トピックス  - 横溝正史アーカイブス -

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 [430]   2024/5/24
■ 坂口安吾『安吾探偵事件帖 事件と探偵小説』(中公文庫, 2024/5)に…
  2024年5月25日付で、坂口安吾『安吾探偵事件帖 事件と探偵小説』が中公庫より刊行された。この文庫を当サイトで紹介するには、理由があったりします(^^;)。

帯に気になる惹句が…。
 戦後の難事件を推理し、探偵小説を大いに論ず
 帝銀事件、下山事件、チャタレイ裁判、
 クリスティー、クイーン、横溝正史……
 安吾探偵登場! 文庫オリジナル

カバー裏に、次の通り記されている。
「文壇随一の探偵小説通」といわれた坂口安吾。ミステリ作品を手がける一方、自ら「安吾タンテイ」と名乘り、 帝銀事件や下山事件など実際の事件について大胆な推理を展開した。本書はこうした事件評論・裁判傍聴記と、 愛好する探偵小説を論じたエッセイを併録した一冊。文庫ォリジナル。〈解説〉川村湊

本書収録の以下のエッセイに、横溝正史作品、とりわけ「蝶々殺人事件」への言及がある。
II 推理小説論
 推理小説について, p.238-250
 「刺青殺人事件」を評す, p.268-275
 推理小説論, p.276-290

「推理小説論」に次の記載があり、そこまで云わずともと驚かされる。
日本では横溝正史が抜群であり、作家としての力量は世界のベストテンに楽に入りうるものである。特に「蝶々殺人事件」は傑作であり、終戦後の作品には、愚作がすくない。最もつまらないものが、「本陣殺人事件」で、「蝶々」をおさえて「本陣」に授賞した探偵作家クラブの愚挙は歴史に残るものであろう。

関連ページ:
 ・横溝考古学・事始め
  (28) 昭和22年度探偵作家クラブ賞 -『本陣殺人事件』長篇賞の影 -
     昭和22年度探偵作家クラブ賞 詮衡採点表
 ・年1シリーズ
  2020年 ワールドワイドな横溝ブーム到来を祈念 - 横溝作品輸出へ向けて -
 ・横溝正史シソーラス(パイロット版) - 温故知新編 -
  (4-14) ○金田一耕助、「不連続殺人事件」を解く


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