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 [426]   2024/3/17
■ 角川文庫『100分間で楽しむ名作小説 黒猫亭事件』('24/3)刊行!
  私も公式的な結末以上の結末で、探偵小説の鬼どもを、あっといわせてやりたいと、本文中の文言を帯に銘打って、2024年3月25日付で、横溝正史『100分間で楽しむ名作小説 黒猫亭事件』が角川文庫より刊行された。
現行の角川文庫よ5-2『本陣殺人事件』は、表題作と「車井戸はなぜ軋る」「黒猫亭事件」の三作品を含み本体640円に対し、『100分間で楽しむ名作小説 黒猫亭事件』の方は本体600円…。

金田−耕助と謎解きの100分間。
あなたの時間を少しだけ、小説とともに。いつもより大きな文字で届ける厳選名作。
という、惹句も帯に記されている。

カバー裏には、「黒猫亭事件」の紹介文がある。
少し前まではのどかな武蔵野の風情を色濃く残していたG町の繁華街に、夜になると菫色の灯りがともる「黒猫」という酒場があった。つい一週間ほど前に経営者が代わり、無人のはずの店の裏手で、何者かが地面を一心に掘っているところに出くわした巡査はそこで腐乱屍体を発見する。金田一耕助は世にも難解な顔のない屍体の謎を見破ることができるか。

帯裏には、次の文章がある。
「100分で? そんなに速く読めないよ」と思ったり、小説を読むスピードはそれぞれ。じっくり本を読むことに割ける時間もまた人それぞれで、1分も本を読めなかった、そんな日もあるでしょう。
だけど、ひとたぴ本を開けば、そこは別世界。反芻して何度も読み返したくなったり、ページをめくる手をもどかしく感じたり。集中する時問をどう味わうか、それはあなた次第。だけど、本を閉じるときの「読んでよかった」いう満足感はきっと同じ。そんな気持ちを一緒に味わいたくて、あなたの手におさまる物語をあつめました。
という、「100分間で楽しむ名作小説」のラインナップは次の通り。
 芥川龍之介『蜘蛛の糸』 江戸川乱歩『人間椅子』 太宰治『走れメロス』
 谷崎潤一郎『神童』 夏目漱石『文鳥』 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』
 恒川光太郎『夜市』 宮部みゆき『曼珠沙華』 森絵都『宇宙のみなしご』
 横溝正史『黒猫亭事件』の計10タイトル。


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