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[420] 2023/9/26
■ 春陽文庫『菊水江戸日記<横溝正史時代小説コレクション2>』、2023/9刊行!
2023年9月25日付で、『菊水江戸日記<横溝正史時代小説コレクション2>』が春陽文庫より刊行されました。出版芸術社より、2003年10月に刊行された、『横溝正史時代小説コレクション 伝奇篇(3)不知火奉行』からの抜粋・初文庫化です。個人的に楽しみにしていたのですが、『菊水兵談』と同様に文庫巻末の解説がなく、残念!
収録作品は次の通り。
・「菊水江戸日記」
日蝕の歌 江戸城秘図 からす凧 あけぼの鳶 葉桜街道 黄金虫
白蝶系図 謎の狐 黒船往来 先駆者の旗 最後の密使
帯には、
『菊水兵談』に続く 横溝正史伝奇時代小説 第二弾!
江戸城秘図の争奪戦、西郷隆盛の密書、謎の密偵・狐ーー。幕末動乱期に起こるいくつもの謎の事件と好漢・菊水兵馬の活躍を描く伝奇時代ミステリー
とある。
カバー裏の紹介文は次の通り。
「三枝氏、われわれはこうして仮りに敵味方と別れていても、うまれは同じ日本人だ。腹からの敵同志ではあるまい。それに拙者はどういうものか貴公が好きでな」
西郷隆盛とも通じ討幕派としての存在感をいや増す菊水兵馬。護送中の囚人を兵馬に奪われて以来、若き町奉行所与力・三枝伊織は兵馬捕縛へ執念を燃やす。兵馬に従うかまいたちの小平、尊攘派に入り込んだ謎の密偵・狐のほか魅力的な登場人物が織りなす幕末ミステリー。凶盗・からす組や贋攘夷党の暗躍、西郷の密書をめぐる陰謀ーーいくつもの事件で構成された連作集。
出版芸術社『不知火奉行』に収録の、「不知火奉行」「雌蛭」「雲雀」はこの文庫には含まれていませんでした。春陽文庫版『横溝正史時代小説コレクション』に、収録されることを切に願う。「1」「2」ということは、続刊を期待しております。
「菊水江戸日記」に年代不詳のエピソードがあるものの、「菊水兵談」「菊水江戸日記」の全エピソードを年代順にソートできるようだ。その試みとして、講演会「三康図書館でみる横溝正史」(2023/9/18)の参加者に「菊水兵談 資料」なるデータがタイムリーに配布された。こちらを参照しながら、この二冊を読み進めてみるのも一興。
関連ページ:
・
横溝正史アーカイブス
(122)
横溝正史時代小説コレクション 伝奇篇(3)『不知火奉行』(出版芸術社)刊行
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