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 [394]   2021/12/10
■ 角川文庫『女王蜂』(2021/12/10改版40版)、TSUTAYA限定復刻カバー!
  2021年12月10日付で、『女王蜂』(角川文庫よ5-9)がTSUTAYA限定復刻カバー!と銘打ち、横溝正史没後40年&生誕120年記念企画第二弾として、TSUTAYA(書店)に並んでいました。しかも、「TSUTAYA×横溝正史没後40年&生誕120年記念企画」しおり(『女王蜂』イラスト/杉本一文)付き。文庫本体は「金田一耕助ファイル9」のままなので、緑304-11時の巻末解説はなし(^^;)。

帯には、TSUTAYA限定復刻カバー! 横溝正史没後40年&生誕120年記念企画第二弾 彼女を慕う男は、非業の死を遂げる。金田一が絶世の美女の謎に挑む!とある。

帯裏に、横溝正史没後40年&生誕120年記念企画進行中!とあり、第二弾の内容が記されていました。第二弾で、さらなる文庫復刊を期待していましたが、残念(^^;)。
第二弾《杉本一文氏デザインカバー復刻》
『八つ墓村』『本陣殺人事件』『獄門島』『悪魔が来りて笛を吹く』『悪魔の手毬唄』


角川文庫 緑304-11『女王蜂』には、3種の杉本一文イラストカバーが存在する。TSUTAYA限定復刻カバーは、後期版イラストでした。
   

KADOKAWAの横溝正史没後40年&生誕120年記念企画「第二弾」が何なのか、楽しみにしていたのですが、個人的には残念です(^^;)。2021/12『扉の影の女』、2022/1『支那扇の女』『びっくり箱殺人事件』の復刊はあるようなのですが…。

生誕百年(2002)記念本『横溝正史自伝的随筆集』の初文庫化と合わせ、『真説 金田一耕助』『金田一耕助のモノローグ』の復刊は叶わないものなのだろうか。

いまだ復刊されていない角川文庫緑304のタイトルには、『幽霊座』『仮面劇場』『吸血蛾』『女が見ていた』『夜光虫』『貸しボート十三号』『死神の矢』『悪魔の設計図』『壺中美人』『華やかな野獣』『毒の矢』『金田一耕助の冒険』『幻の女』『呪いの塔』『恐ろしき四月馬鹿』『山名耕作の不思議な生活』『刺青された男』『双仮面』『ペルシャ猫を抱く女』『塙侯爵一家』『誘蛾燈』『悪魔の家』『芙蓉屋敷の秘密』『殺人暦』『青い外套を着た女』『空蝉処女』『死仮面』などがある。これらには、柏書房『横溝正史ミステリ短篇コレクション』『由利・三津木探偵小説集成』に含まれていないものも多々ある。

春陽堂書店『完本 人形佐七捕物帳』で、全人形佐七捕物帳作品を読むことができるようになったが、横溝正史自選の人形佐七捕物帳(『羽子板娘』『神隠しにあった女』『舟幽霊』)は復刊していただきたいところ。
ジュヴナイル作品(『迷宮の扉』『怪獣男爵』『夜光怪人』『黄金の指紋』『仮面城』『金色の魔術師』『蝋面博士』『まぼろしの怪人』『大迷宮』『真珠塔・獣人魔島』『白蝋仮面』『幽霊鉄仮面』『青髪鬼』『怪盗X・Y・Z』『姿なき怪人』『風船魔人・黄金魔人』)も然りで、柏書房『横溝正史少年小説コレクション』 でオリジナル版を読むことができるようになったが…。

個人的には横溝正史作品群は、通勤や出張時の際、持ち運びに便利な文庫サイズの方がありがたいのだが…。これは抑えがたい欲望なのか、見果てぬ夢なのだろうか。角川文庫緑304の全タイトル+α復刊を、切に願う。

関連ページ:
 ・角川文庫『スペードの女王』(2021/11/25)、復刊!
 ・角川文庫『迷路の花嫁』(2021/10/25)、復刊!
 ・角川文庫『魔女の暦』(2021/9/25)、復刊!
 ・角川文庫『夜の黒豹』(2021/8/25)、復刊!


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