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| [373] 2020/7/18 | |
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■ 『ビブリア古書堂の事件手帖II 〜扉子と空白の時〜』は、丸ごと「横溝正史」!
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2020年7月18日、三上延『ビブリア古書堂の事件手帖II 〜扉子と空白の時〜』(メディアワークス文庫, 2020/7/22)が刊行されました。章立てを見るとわかりますが、今回は丸ごと「横溝正史」! また、文庫巻末に添えられている「参考文献」も圧巻です。このシリーズは毎回そうなのですが、購入即、読んでしまいました(^^;)。プロローグ, p.5 第一話 横溝正史『雪割草』I, p.15 第二話 横溝正史『獄門島』, p.129 第三話 横溝正史『雪割草』II, p.193 エピローグ, p.272
『ビブリア古書堂の事件手帖4 -栞子さんと二つの顔-』(2013/2/22)で、横溝正史の関するエピソードが語られましたが、メインテーマは江戸川乱歩でした。今回、帯に記された、シリーズ再始動! 名探偵・金田一の生みの親 日本を代表する推理小説家 横溝正史、 幻の作品の謎に迫る。の惹句に、『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズを読み継いできた一読者として、横溝正史作品の一読者として、ようやく「横溝正史」が登場したシリーズ続編に歓喜。さらに、カバーには次の紹介文が…。 戦前から令和へと巡る一冊の古書に託す想い ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。それは、この世に存在していないはずの本 ――横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。 どこか様子がおかしい女店主と訪れたのは、元華族に連なる旧家の邸宅。老いた女主の 死をきっかけに忽然と消えた古書。その謎に迫るうち、半世紀以上絡み合う一家の因縁 が浮かび上がる。 深まる疑念と迷宮入りする事件。ほどけなかった糸は、長い時を超え、やがて事の真相 を紡ぎ始める――。 文庫巻末のあとがきに、 最も長い時間、「保留」になり続けていたのが横溝正史でした。 横溝正史は日本を代表する本格推理作家であり、時代小説や児童小説など、多彩なジャ ンルを書きこなし、最晩年まで長編を生み出す筆力を維持し続けていた希代のストリー テラーです。古書ミステリーというジャンルでどれを取り上げて、どういうエピソード にするべきか、決めるまで長い時間が経ってしまいました。他にも取り上げたい古書の 候補はいくつもあったんですが、泣く泣くカットせざるを得ませんでした。いずれ機会 があればまたやりたいと思います。 と記されています。「横溝正史II」を心待ちにしたい。 関連ページ: ・横溝正史を読もう! (18) 『雪割草』 発表から77年を経て初の単行本化! ・『ビブリア古書堂の事件手帖4』に、横溝正史関連エピソードが…!(2013/3/10) ・カドブン KADOKAWA文芸WEBマガジン 一冊まるごと「横溝正史」がテーマの最新作を著者と横溝研究者が深堀!? 『ビブリア古書堂の事件手帖II 〜扉子と空白の時〜』刊行記念対談 | |
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