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■ 横溝正史生誕100年記念本 -角川書店より刊行-
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角川書店より2002年5月末、横溝正史生誕百年を記念して刊行された３冊が、
中國新聞 2002年6月20日(木) 文化面で、次のような見出しとカラー書影つきで、
紹介されています。横溝正史[生誕100年]記念本 随筆集や寄稿、文庫も復刊 −角川書店 横溝正史を累計五千五百万部を売り上げ日本のミステリーの地歩を 築いた先駆者と、称した上で、各々の本をまずは次の一言で紹介しています。 ・『横溝正史 自伝的随筆集』 単行本未収録のエッセーを含む随筆集 ・『金田一耕助へ捧ぐ九つの狂想曲』 現代の人気ミステリー作家のアンソロジー ・『横溝正史に捧ぐ新世紀からの手紙』 横溝研究本ともいえるガイドブック 個別の紹介内容は割愛させていただきますが、 私だけでなく多くの方々が気になる文章が末尾にある。 角川書店は、人気作家の評価が高い中編の「本陣殺人事件」や、七十一刷を重ねるロングセラーの長編「獄門島」などの文庫本も装丁を一新して発売、 文庫本八十八巻もすべて復刊するという。 角川書店殿、 ファンが待ち望んでいるのは、「緑304」当時の文庫装丁であることをお忘れなく。 と書いたところで、「すべて復刊」は紙ベースではなく、電子出版ではないかと いう思いが頭をよぎりました。 「電子文庫パブリ 角川ｅ文庫」で、 横溝正史生誕百年記念 on the Web を見つけるにいたり、 やっぱりそうかと、思いました。 このページのラインナップを見る限り、角川書店より刊行された 横溝正史文庫は、電子出版という形で復刊される予定のようです。 電子出版は、新たな出版のユニークな形態として、今後増えていくかもしれません。 しかしながら、PCの画面での長時間の読書には耐えられそうもありません。 | |
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