No. | 作品名/語り始めのことば |
1 | 芙蓉屋敷の秘密
白鳥芙蓉の殺人事件は、嫌疑者の数の多かったゞけ |
2 | 殺人暦
仙石雷蔵は夕飯を済ませると、家族の者と別れて唯 |
3 | 女王蜂
大理石ずくめのホテルの大玄関を上って行くとき、 |
4 | 塙侯爵一家
深い霧の中を、一台の自動車が歩くようにのろのろ |
5 | 呪いの塔
深い夜霧をついて、列車は北へ北へと走っていた。 |
6 | 孔雀婦人
「まあ、あなたもやっぱりあの列車?それであなた |
7 | びっくり箱殺人事件
さる高名な学者の説によるとある出来事の起るまえ |
8 | 女が見ていた
誰かが自分を見ている……啓介はまたそれを感じた |
9 | 雪割草
時節柄、なるべく質素にという双方の申し合せだっ |
※昭和探偵小説研究会編『横溝正史 全小説案内』(洋泉社