図録『ミステリー小説の夜明け』 - ほぼ週刊・本棚から横溝正史 -

図録『ミステリー小説の夜明け― 江戸川乱歩、横溝正史、渡辺啓助、渡辺温』 群馬県立土屋文明記念文学館, 2019/4/13, 定価357円

内容項目は次の通り。 　雑誌『新青年』, p.1 　　｜多くの作家を生み出した雑誌｜ 　　｜横溝編集長による大胆な刷新｜ 　　横溝正史『新青年』編集局 入局時の編集後記 　江戸川乱歩, p.2-3 　横溝正史, p.4-5 　渡辺啓助, p.6-7 　渡辺温, p.8

横溝正史のエッセイ「惜春賦―渡辺温君の思い出―」(『アンドロギュノスの裔』昭和45(1970)年 薔薇十字社, 『探偵小説五十年』講談社, 1972/9)から引用された文章に、渡辺温への厚き友情をひしひしと感じる。 横溝は後年、「いまや七十年になんなんとする私の長い生涯をふりかえってみて、温ちゃんとふたりで「新青年」をやっていたあの時代が、私にとっていちばん楽しい時期であったように思う」と述べている。 関連ページ： 　・WANTED横溝正史 　　(40) 渡辺温研究序説 -アンドロギュノスの裔- 　・横溝正史シソーラス(パイロット版) - 温故知新編 - 　　(2-11) ○渡辺温に捧ぐ

さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！

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