『挿絵叢書4　横山隆一』　 - ほぼ週刊・本棚から横溝正史 -

『挿絵叢書4　横山隆一』 末永昭二編, 皓星社, 2017/12/1, 本体:2,800円

内容項目は次の通り。 　挿絵ギャラリー 　　　塙侯爵一家　　横溝正史, p.25-49 　　　　「塙侯爵一家」梗概, p.26 　　　　第一回『新青年』昭和7年7月号(第13巻第8号), p.26-30 　　　　第二回『新青年』昭和7年8月号(第13巻第10号), p.31-35 　　　　第三回『新青年』昭和7年9月号(第13巻第11号), p.36-39 　　　　第四回『新青年』昭和7年10月号(第13巻第12号), p.40-43 　　　　第五回『新青年』昭和7年11月号(第13巻第13号), p.44-46 　　　　第六回(完結)『新青年』昭和7年12月号(第13巻第14号), p.47-49 　探偵小説の挿絵画家としての横山隆一　末永昭二, p.249-267 　　　漫画の延長線上に 　　　　■横溝正史「塙侯爵一家」, p.258-259

本書の表紙カバー絵は、横溝正史『塙侯爵一家』第五回『新青年』昭和7年11月号(第13巻第13号)のものです。 巻末の解説に、次のように記されている。 『新青年』昭和7年7月号(第13巻第8号)から同12月号(第13巻第14号)まで六回にわたって連載。当初はシリアスなタッチだが、終盤に近付くと漫画的な風合いが加わってくる。 横溝正史『塙侯爵一家』を、挿絵を見ながら読みたくても、現行刊本がなく(2017/12現在)、Kindleなどの電子書籍のみでの取り扱いとなっているのが、残念である。 関連ページ： 　・ほぼ週刊・本棚から横溝正史 　　(171)  『挿絵叢書　竹中英太郎(二) 推理』 　　(176)  『挿絵叢書　竹中英太郎(三) エロ･グロ･ナンセンス』

さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！

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