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 [441]   2025/5/16
■ 「三谷幸喜のありふれた生活」に、「司馬・横溝をとっさに改変」の見出しが…
  朝日新聞2025年5月15日夕刊で、連載エッセイ「三谷幸喜のありふれた生活」の1231回に、「司馬・横溝をとっさに改変…」の見出しを見つけた。

息子さんの寝る前の読み聞かせで、ほぼ二年かけて司馬遼太郎「竜馬がゆく」にチャレンジしたときのこと。エッチなシーンの描写に、息子さんには早いと判断した三谷氏は、読みながら咄嗟に表現を変えていったそうである。今年に入ってからの読み聞かせ作品がなんと、横溝正史の「獄門島」。人を惹きつける文章に馴染んで欲しいとの思いで、選んだそうである。

その名調子は、僕も声に出すのが気持ちよく感じるくらいリズミカル。しかし、あまりの名調子のせいで息子が聞きながらすぐに眠ってしまうのだ。翌朝聞いたら、全く覚えていないというので、次の日も同じところを読むと、また同じところで寝てしまう。最初の死体発見のシーンを僕はもう二週間くらい繰り返している。

 さらに今回も、息子にはまだ早いと思われる描写や単語が出てくるので、瞬時に僕なりの表現でアレンジを施す必要がある。次にどんな文章が来るか分からずにその場で変更するので、あとから辻褄が合わなくなることも。ほぼ三谷版獄門島と言ってもいいアレンジぶりに、息子がオリジナル版を自分で読む日が来ることを切に願う。

「三谷版獄門島」!
三谷幸喜には、アガサ・クリスティ作品を原作としたテレビドラマ「オリエント急行殺人事件」「黒井戸殺し」「死との約束」があり、映画「犬神家の一族」(2006年版)に出演されてもいる。ぜひとも「獄門島」をはじめとする横溝正史作品を、映像(ドラマ・映画)化もしくは舞台化していただきたいと思うのは、私だけではないだろう。


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