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■ 角川文庫『丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選』刊行!
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'18/11/22付けで、角川文庫より『丹夫人の化粧台 横溝正史怪奇探偵小説傑作選』(日下三蔵編)が刊行されました。巻末解説によれば、横溝正史の新編集本が角川文庫から出るのは、1993年のエッセイ集『金田一耕助のモノローグ』以来、15年ぶりということになるとのこと。
本書の帯には、次のように記されています。
( 謎 ) ( 耽美 ) ( 衝撃 )
面白さ、驚異的!
傑作を網羅した珠玉の短篇集
カバー裏の本書の概要には次の説明がある。
美貌の丹夫人を巡り決闘した初山と高見。敗れた初山は「丹夫人の化粧台に気をつけろ」という言葉を残してこと切れる。勝者の高見は、丹夫人の化粧台の秘密を探り、恐るべき真相に辿り着き……(「丹夫人の化粧台」)。
画家はポケットの中に奇妙な紙切れを見付けた。日比谷公園で、青い外套を着た女に会えと書いてある。その通りにしたところ、とんでもない事件に巻き込まれ……(「青い外套を着た女」)。初期作品14篇を所収。
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[収録作品]
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| | 山名耕作の不思議な生活 | p.7-37 |
| | 川越雄作の不思議な旅館 | p.39-62 |
| | 双生児 | p.63-92 |
| | 犯罪を猟る男 | p.93-126 |
| | 妖説血屋敷 | p.127-165 |
| | 面 | p.167-189 |
| | 舌 | p.191-197 |
| | 白い恋人 | p.199-210 |
| | 青い外套を着た女 | p.211-239 |
| | 誘蛾燈 | p.241-253 |
| | 湖畔 | p.255-272 |
| | 髑髏鬼 | p.273-309 |
| | 恐怖の映画 | p.311-334 |
| | 丹夫人の化粧台 | p.335-363 |
| | 編者解説 日下 三蔵 | p.364-373 |
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旧角川文庫緑304シリーズの、
・46 『恐ろしき四月馬鹿』:「犯罪を猟る男」
・47 『山名耕作の不思議な生活』:「丹夫人の化粧台」「山名耕作の不思議な生活」 「川越雄作の不思議な旅館」「双生児」
・56 『誘蛾燈』:「妖説血屋敷」「面」「舌」「誘蛾燈」
・57 『悪魔の家』:「湖畔」
・59 『殺人暦』:「恐怖の映画」
・60 『青い外套を着た女』:「白い恋人」「青い外套を着た女」からと、
・「髑髏鬼」は、春陽文庫『殺人暦』(1932/1995), 『赤い水泳着』(出版芸術社, 2004)からの抜粋収録となっています。
ちなみに、「髑髏鬼」は角川文庫初収録ですね。
とはいえ、横溝正史の初期作品が文庫で読むことができるようになったことは有り難い。ただ、この文庫が出たということは、親文庫の復刊はどうなるのでしょうか。
嬉しい反面、ちっと心配になっているのは私だけだろうか。期間限定でもよいので、親文庫のほうも復刊してほしいところである。金田一物とは違ったテイストの横溝作品に酔いしれること間違いなしなのですが…。
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