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横溝正史関連ニュース&トピックス  - 横溝正史アーカイブス -

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 [254]   2013/2/23
■ 戎光祥出版『横溝正史研究』4 刊行!
  '13/3/1付けで、戎光祥出版より『横溝正史研究』4 (江藤茂博・山口直孝・浜田知明編)がようやく刊行されました。本号の特集は、「横溝正史の一九三〇年代 −『鬼火』から『真珠郎』まで」です。創刊号以来のソフトカバーの刊本に仕上がっています。

戎光祥出版のサイトでは、次のように紹介されている。
日本屈指の小説家・横溝正史の作品を微に入り細に穿ち研究、貴重な旧蔵資料から新規文献に至るまで幅広く紹介する、横溝正史研究書の第4弾!横溝正史の作品の方向性が大きく変化した上諏訪へ疎開、療養していた時期を特集。
病身の自分を投影して書いた耽美的代表作である短編「かひやぐら物語」も再録、江戸川乱歩や海外作家の影響も受け、横溝正史が作家として熟成していく様子がわかる論考、資料が満載です。

『3』刊行から実に約2年半を経て、待望の刊行となりました。1930年代の横溝正史を知る上で貴重な資料となる刊本、じっくり読もうと思う。

 
■戎光祥出版『横溝正史研究』4 目次
巻頭カラー口絵 1930年代の作品群
 『白蝋変化』 『真珠郎』 『夜光虫』 『双仮面』 『鬼火』 『蔵の中』
  
『横溝正史研究』4の刊行に寄せて, 紀田順一郎p.2
  
特集◎横溝正史の一九三〇年代―『鬼火』から『真珠郎』までp.7
 インタビュー◆「上諏訪時代の横溝正史」, 横溝亮一氏+高松℃q氏p.8
 再録◆「上諏訪時代のこと―付・乾君の世にも意外な手紙のこと」, 横溝正史p.32
  
「総論」
 ◆「純粋小説」としての『白鑞変化』 ― 
    一九三〇年代の横溝正史の一断面, 山口直孝
p.36
 ◆横溝正史による一九三〇年代の懸賞探偵小説, 黒田 明p.48
  
[他作家との交渉]
 ◆「陰獣」から「双生児」ができる話 ― 
    一九三〇年代前夜の正史と乱歩, 中 相作
p.61
 ◆谷崎潤一郎と横溝正史の関係, 永井敦子p.70
 ◆横溝正史とエラリー・クイーン  ― 
    トリックの一九三〇年代からロジックの一九四〇年代へ, 飯城勇三
p.78
  
[作品論]
 ◆横溝正史「かひやぐら物語」論 ― 
    江戸川乱歩作品との関連を中心に, 宮本和歌子
p.86
  再録◆「かひやぐら物語」, 横溝正史p.94
  再録◆「淋しさの極みに立ちて―「かひやぐら物語」の想い出」, 横溝正史p.106
 ◆「鬼火」に窺われるもの―海外作家からの影響, 倉西 聡p.111
 ◆「鬼火」新旧対照表―削除処分にともなう改訂箇所p.122
 ◆美しき不在―『真珠郎』と一九三〇年代, 中沢 弥p.133
  再録◆『鬼火』コミック版「炎の軌跡」, 真崎 守
     (真崎守選集『環妖の系譜』より)
p.143
  
 [連載] 
 ◆鼎談・観てから読む横溝正史
    第3回『真珠郎』, 鷲田小彌太・中澤千磨夫・江藤茂博
p.170
 ◆『宝石』・『別冊宝石』横溝正史関連記事目録(3)
     1953年〜1956年, 栗田 卓・山口直孝
p.216
 ◆二松学舎大学所蔵 横溝正史旧蔵資料紹介 紹介・解説 山口直孝
    第4回 『真珠郎』・『白鑞変化』草稿
p.239
 ◆横溝正史年譜事典 第四回(1933〜1938)p.248
 ◆横溝正史ネットワーク 第4回 神戸探偵小説愛好會, 野村恒彦p.278
  
   執筆者一覧p.282
   編集後記 p.286
  
  戎光祥出版のサイトよると、
当社から平成25年3月下旬に刊行する『横溝正史研究』第5号に掲載いたします横溝正史作『模造殺人事件』 とある。横溝正史中絶作『模造殺人事件』が、収録されるようです。二松學舎大学創立135周年記念企画展『金田一耕助の足跡 -そのルーツから最期まで-』(2012/9/26〜10/26@大学資料展示室)で、「模造殺人事件」の当方未入手の第2回のみならず、第4回雑誌校正稿まで展示されていました。『横溝正史研究』の続刊に収録されることを強く期待していましたので、嬉しい限りです。


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