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 [247]   2012/10/9
■ 二松学舎大学企画展『金田一耕助の足跡 -そのルーツから最期まで-』
  二松學舎大学では、2012年10月10日に迎える創立135周年を記念して、 大学の資料展示室にて企画展『金田一耕助の足跡 -そのルーツから最期まで-』を開催。 近くの市ヶ谷に出向く機会があったので、足を延ばして見学してきました。

 場所 二松學舎大学資料展示室(九段キャンパス2号館1F)
 期間 平成24年9月26日(水)〜10月26日(金)
 開館 月曜〜土曜 10時〜16時 日曜休館 入場無料

チラシの裏には、次のように展示資料の説明がされています。
 本学所蔵の横溝正史旧蔵資料の中から、金田一耕助に関わるものを厳選し、名作誕生の現場に迫ります。デビュー作『本陣殺人事件』の草稿、代表作『獄門島』・『八つ墓村』・『犬神家の一族』のメモ・草稿・原稿、トリッキーな短編『首』・『香水心中』の改稿版、最後の登場作『悪霊島』の創作ノート・原稿などの貴重な自筆資料を始めとして、少年時代から作者が愛読し、創作のヒントとした洋雑誌やポスター・スチール写真・シナリオなど珍しい映画関連資料も展示します。初公開の資料も多く、金田一耕助、そして横溝正史の歩みを知る絶好の機会です。

展示品を紹介した冊子と、『學 nishogakusha news magazine "MANABI" vol.20』(2008/3)も置いてありました(チラシも含め持ち帰り自由)。冊子によれば、この企画展は、いくつかの展示に分かれていたことが分かります。
 1. 金田一耕助のルーツ
 2. 愛読者から編集者、そして、探偵小説家へ
 3. 探偵小説作家の誕生
 4. 金田一耕助の活躍 その(1)
 5. 映画・ドラマに登場した金田一耕助
 6. 金田一耕助の活躍 その(2)

これらの中に、「模造殺人事件」の当方未入手の第2回のみならず、第4回雑誌校正稿まで展示されていて、のどから手が出そうになりました(^^;)。中絶作品ではありますが、『横溝正史研究』の続刊に収録されることを強く期待いたします。雑誌廃刊に伴い中絶となったと聞いていましたが、第4回もゲラ刷りが存在してたんですね。冊子には、以下の通り記載されています(p.5)。
 記事切抜き「模造殺人事件 1回〜3回」
  雑誌「スタイル読物版」昭和24年12月〜昭和25年4月掲載
 雑誌校正稿「模造殺人事件 4回」
  雑誌の廃刊のため日の目を見なかった、幻の4回のゲラである。

また展示されていた卒業証書や薬剤師免状には、誕生日が5月24日と記されており、 「5月25日」説はいつ頃からだったのかと、チョッと興味がわきました。

関連ページ・サイト:
 ・学校法人二松學舍 大学資料展示室企画展9月・10月の企画展
  「金田一耕助の足跡― そのルーツから最期まで ―」

 ・ほぼ週刊・本棚から横溝正史
  No.90 『學 nishogakusha news magazine "MANABI" vol.20』
  No.91 『二松学舎大学付属図書館 季報 No.69』
  No.92 『二松学舎大学付属図書館 季報 No.70』


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