 『美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道』 春日太一, 文藝春秋, 2018/2/25, 本体1,750円 | |
内容項目は次の通り。
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本書は、2018年に女優生活60周年を迎えた岩下志麻による、自身の出演作品に関する語り下しになります。個人的には、NHK大河ドラマ『草燃える』(1979), 『独眼竜政宗』(1987)をリアルタイムに見た世代で、横溝正史原作の映画『悪霊島』(角川春樹事務所･東映, 1981/10)での巴御寮人役は、いろいろな意味で衝撃的でした(^^;)。『悪霊島』の項で、岩下志麻が少しではあるが横溝正史作品について語っている。 ――現代を背負っている立場にいる古尾谷さん、そして時代に取り残された島があり、その島にもまた遊園地を作る勢力とそれに抗う人たちがいる。そうした「時代」というテーマはハッキリと出ています。 「横溝さんの原作は土俗的というか、地方の風土にのっとったドラマが多いので、それに対して古尾谷さんのヒッピーを通して外側から捉えた視点があったと思います」 実に久しぶりですが、DVDにて映画『悪霊島』を鑑賞したいと思います。 | |
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関連ページ： ・メディアミックス横溝ブーム･映画編 ： 『悪霊島』, 1981/10 |
さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。
キーワードは「？？？」です。お楽しみに！
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