 『翔ぶ夢、生きる力 俳優・石坂浩二自伝』 石坂浩二, 廣済堂出版, 2017/9/7, 本体:1,500円 | |
内容項目は次の通り。
| |
|
テレビドラマ版について(p.73-74)、 1話分の台本を読ませてもらうと、金田一が行き詰まると逆立ちするシーンがあったが、何かピンとくるモノはなかった。テレビの金田一シリーズは一度も見たことがない。 と、記されているのには少なからず驚きました。 三谷幸喜についての次の文章を読んで、私は愕然となった(p.75)。 (市川崑監督は)それでも三谷さんの脚本家の才能は買っていた。監督に「いよいよ『本陣殺人事件』ですね」と聞いたら「いや、本陣はまだだ。三谷君にちょっと頼んでいるものがあるんだ」と。三谷さんは短編で金田一モノを書いたらしいが、監督が亡くなって原稿も焼却したと聞いた。 個人的には、三谷幸喜脚本の金田一短編モノに興味がありますが、残念です。 
石坂浩二には、2006年リメイク版『犬神家の一族』公開に合わせて刊行された、『金田一です。』(角川メディアハウス, 2006/12)という著作があります。11年前の刊本のため入手可否は？ですが、併読の価値はあると思います。関連ページ： ・ほぼ週刊・本棚から横溝正史 (83) 『金田一です。』 | |
|
さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！ |
|
横溝正史関連書籍をご存じの方、 耳寄りな情報をお待ちしております。 |
 横溝ペディアへ |
 本棚からへ |
 ページの先頭へ |