『金田一です。』　 - ほぼ週刊・本棚から横溝正史 -

『金田一です。』 石坂浩二, 角川メディアハウス, 2006/12/31, 定価:1,600円

内容項目は次の通り。 　序　−　市川崑, p.9 　プロローグ, p.33 　I 金田一耕助解体新書 　　金田一耕助とは、やはりコロスなのだ, p.38 　　金田一耕助は、かなり育ちがいいのだ, p.52 　　金田一耕助は、市川崑監督なのだ, p.67 　　金田一耕助は、引導を渡すのだ, p.84 　II 金田一君断章 　　好きな台詞, p.98 　　金田一耕助の鞄, p.102 　　ラストシーン, p.106 　　思い出の共演者, p.110 　　ジープ情景, p.114 　　加藤武さんのこと, p.120 　　耕助クッキング, p.124 　　耕助サプライズ, p.128 　III 芝居考 　台詞というのはねキミ、覚えるものじゃないよ, p.134 　舞台のソデが単なる幕にしか見えないよ, p.139 　光と影がドラマなのです, p.147 　エピローグ, p.151 　フィルモグラフィー, p.156

p.66-68に書かれているのですが、 石坂金田一のあの髪の毛は、一作を除きすべて地毛だったんですね。 '76年版『犬神家』では地毛で演じたというのは、以前何かで知っていたのですが、 全６作中５作が地毛だったとは…。 カツラだった一作とは、「きぃちがいじゃがしかたがない」のあの作品です。 ちなみに、カバー題字・装画は、市川崑監督です。

さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！

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