『巡･金田一耕助の小径 ミステリーガイドブック』　 - ほぼ週刊・本棚から横溝正史 -

『巡･金田一耕助の小径 ミステリーガイドブック』第二版 「巡･金田一耕助の小径」実行委員会, 2012/9/15(2版), 200円

内容項目は次の通り。 　日本が誇る本格ミステリー作家　横溝正史について, p.0 　横溝正史の愛した街　倉敷市 真備･備中エリア, p.1 　巡･金田一耕助の小径　『本陣殺人事件』ウォーキングマップ, p.2-3 　金田一耕助になりきって　『本陣殺人事件』の軌跡を歩こう！, p.4-9 　巡･金田一耕助の小径　岡山県下の横溝正史作品マップ, p.10-13

2013/11/16(日)に神戸市中央区東川崎町で催された、「横溝正史先生 生誕地碑建立9周年記念イベント」に、参加した際に購入。倉敷市の方が、「金田一耕助生誕100周年 巡･金田一耕助の小径」のチラシと合わせ、『ミステリーガイドブック』を頒布されていて、「第二版」の文字が目に入ったので思わず…。 『横溝正史研究3』(戎光祥出版, '10/9/10)の特別付録「巡･金田一耕助の小径 ミステリーガイドブック」は初版でした。2年で、バージョンアップしていたんですね(^^;)。

「金田一耕助生誕100周年 巡･金田一耕助の小径」イベントチラシによれば、 「1000人の金田一耕助」「紙芝居･楽しかりし桜の日々」「巡･金田一耕助の小径 学会」「横溝正史旧蔵資料展示」「クイズラリー 横溝正史の散歩の散歩道」と、イベントが盛りだくさんだったようです。今回が5年目になるようですが、一度も行けず(^^;)。

チラシ表 チラシ裏

中国新聞2013/9/24朝刊には、足跡訪ね金田一気分と題したイベント告知記事が、前年のイベント写真と合わせて掲載されていました(この切抜き記事は、備後地方在住の私の父が送ってくれたものです)。 羽織はかまにマント、ソフト帽−。名探偵金田一耕助に扮したファンが各地から集結し、金田一を生んだ推理作家横溝正史(1902-81)の疎開宅など、ゆかりの倉敷市真備町地区を巡る。毎年行われている仮装イベントだ。行政と住民が連携し、金田一にちなんだ地域の魅力を発信している。 とのことである。 岡山県真備町へ、2002年11月に一度だけ訪れたことがあります。「名探偵金田一耕助ミステリーラリー」と称した、ラリーブック片手に、横溝正史の疎開宅など、ゆかりの地を巡ることができました。 今度は、このミステリーガイドブックを手に携えて、横溝作品世界に描かれた地を、 闊歩してみたいと思う。リハビリを兼ねて(^^;)。 この記事は、次の文章で綴られ、私は今日も備中に夢馳せる。 横溝文学の"聖地"に、ぜひ一度足をはこんでみてはいかが。 　関連ページ： 　・横溝考古学・事始め：(63) 岡山県真備町を歩く 　・横溝考古学・事始め：(48) こいちやのばあさん

さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！

横溝正史関連書籍をご存じの方、 耳寄りな情報をお待ちしております。

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