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『爆笑問題の死のサイズ』  - ほぼ週刊・本棚から横溝正史 -

『爆笑問題の死のサイズ』, 爆笑問題, 扶桑社, 2000/6, 本体:1,429円
『爆笑問題の死のサイズ』
爆笑問題, 扶桑社, 2000/6, 本体:1,429円

内容項目は次の通り。

第2部
02 かつて純文学はポピュラーだった
 金田一耕助の生みの親…横溝正史, p.247-249

p.249に、サンケイ新聞昭和56年12月28日(夕刊)の、 訃報記事「名探偵金田一耕助生みの親 作家・横溝正史氏死去」あり。


次のように記されたキャッチコピーに、ついつい購入してしまいました。
◆帯
   小渕前首相と寅さんの死は、どちらが大きかったのか?
   人の「偉大さ」は、死亡記事の大きさで測れるのだろうか?

◆表紙
   新聞の死亡記事で読み解く、20世紀人物列伝

横溝正史の項で、田中裕二が次のように言っています。
犯人は殺した後、死体を作品にしなくてもいいよな。自己主張が強すぎる。 こそこそ見つかんないように殺せばいいじゃない。どれもこれも凝った殺し方する(略)

本文中、「乱歩が刊行した『新青年』という雑誌」というエラーがあるのが、残念。

この本は、扶桑社文庫から上下2冊で刊行されています。 ちなみに横溝正史の項は下巻に収録されています。

参考まで: 横溝正史訃報集  - 新聞各紙にみる「王道の人」の死 -

さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。
キーワードは「???」です。お楽しみに!

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