 『今日の事件簿 -ミステリー雑学366日』 展望社, 三國隆三, 2000/11, 318P, 本体:1,600円 |
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帯に「今日はどんな事件の日？」とあるように、 １年366日,１日単位の事典形式で読み進めることができます。 下記の月日に、横溝正史関連の内容が記されています。 1月1日 (p.4) ●八〇年前、「新青年」創刊の項に、横溝正史の名前が記されている。 (元日は、007の結婚記念日らしい！) 5月24日 (p.127欄外) ◆生誕 <24日>横溝正史。2002年5月24日は、横溝正史生誕100年。 5月25日 (p.128-129) ■『八つ墓村』発端の日 10月19日 (p.239-240) ■『蝶々殺人事件』の日 11月23日 (p.265-266) ■『本陣殺人事件』導入の日 12月28日 (p.294-295) ★横溝正史忌 日付が特定できる横溝作品は数多くあります。 この本ではその中でも、超メジャーな３作品について、記されています。 『蝶々』と『本陣』は、実はその設定年も同じだったりします。 金田一耕助や由利麟太郎の事件簿をもとに、 横溝正史カレンダーを作ってみませんか。 横溝正史作品関連だけで、相当な分量になると思いますので、 ライフワークとしてトライしてみるには、好材料だと思います。 私は、『八つ墓村』カレンダーを作ってみましたが、少々疲れ気味(^^;)。 |
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横溝正史版「今日はどんなの日？」の刊行が待たれますが…(^^;)。 とにもかくにも、来年(2002年)は横溝正史生誕100年の年です。 生誕100年を記念して、横溝正史全集でも刊行されると嬉しいですね。 さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 横溝正史を「西欧文化と日本的教養の申し子」と称している図書を、紹介したいと思います。 一冊全てが「横溝正史」ではないのが心苦しいですが…。お楽しみに！ |
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