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横溝正史エンサイクロペディアを閲覧いただき、誠にありがとうございます。 2006年6月13日、横溝正史クロニクル開設から数えて８周年を迎え、 年１シリーズ第８弾！をお届けできる運びとなりました。 東宝映画にて『犬神家の一族』がリメイクされると聞く。 金田一耕助には石坂浩二、ヒロイン野々宮珠代に松嶋菜々子が キャスティングされている。復活公開は、2006年12月中旬とのこと。 30年の時を経て、石坂金田一第一作の『犬神家の一族』が復活する。 隔世の思いとともに、旧シリーズ常連で今回も出演される、 大滝秀治, 加藤武, 草笛光子を楽しみにしているは、私だけではないだろう。 残念なのは、'76の映画で、那須ホテル主人役を好演した、 横溝正史は鬼籍には入られて久しいこと。 映画パンフレットの"「犬神家の一族」について"という短文で、 この作品が映画化されるのは、こんどで二度目だが、 それだけ作品の生命が長いということなのだろうと私も満足していると、 横溝正史は記している。今回のリメイク復活版も、喜んでいることと推察したい。 横溝正史登場シーンは、今回はどうなるのか？ 「生玉子」発言はあるのか？ エンディングは前作と同様なのか？ 原作には、金田一のスキーシーンがあり、金田一は 「スキーは下駄よりなれて」(犬神家の一族p.341)いるらしいが…。 今回はどうなのだろうか？期待はしていないが、気にはなる。 はたまた稲垣吾郎が金田一耕助を演じた『犬神家の一族』(TV, 2004/4)では、 「誰も知らない金田一耕助」として、サンフランシスコでの、 金田一耕助若き日の冒険が描かれたが、今回はそういった類のものはあるのだろうか？ などなど。興味は尽きないが、一ファンとして映画公開を楽しみにしたいと思う。 リメイク版映画公開までに、原作を再読しておこう。新たな発見があるやもしれない。 実は、『犬神家の一族』の文中(p.17)に、「語られざる事件」の記載がある。 耕助の好奇心はいよいよ強くあおられた。そこで、そのころ ひっかかっていた事件を大急ぎで片づけると、スーツケース片手に、 飄然としてこの那須市へやってきたのである。この事件はついぞ、横溝正史によって発表されることはなかった。残念！ サイト開設８周年記念として、「横溝正史クロニクル」を、期間限定で復刻しました。2005年同様、「エンサイクロペディア」と「クロニクル」の新旧そろい踏みを、お楽しみ下さい。う〜ん、懐かしい！ サイト更新が滞っているので、これでお茶を濁そう。 |
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Jiichi |
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追伸 年１シリーズ第９弾執筆決定！ また１年じっくり考えたいと思います(^^;)。 |
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