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2019年12月25日付で、藤原宰太郎・藤原遊子『改訂新版 真夜中のミステリー読本』(論創社)が刊行されました。あとがきには、こう記されている。
この本は、私の父である藤原宰太郎が1990年に書いた『真夜中のミステリー読本』の改訂新版です。(略)
21世紀のIT社会にも通用するミステリーの案内書を作りたいという父の遺志を引き継ぎ、娘の私が加筆や訂正、および項目の削除を行い、『真夜中のミステリー読本』を生まれ変わらせました。
リアルタイムでワニ文庫版『真夜中のミステリー読本』(1990)を読み、国内外のミステリー本を知った私としては、この改訂新版の刊行は嬉しい限りである。ただワニ文庫版を、どこにしまったかを思い出せない自分が不甲斐ない(^^;)。
横溝正史関連の項目も随所に記載があるが、その中の一つを紹介したい。
本書に、人形佐七捕物帳幻の最終話「漂流奇譚」に関する記述(p.176)があり、久しぶりに『定本 人形佐七読本』(創元推理倶楽部秋田分科会編, 2000/12)に収録されている、初稿版「漂流奇譚」を読み返した次第。ちなみに「漂流奇譚」は、2019/12より刊行が開始された、春陽堂書店『完本 人形佐七捕物帳』の第二巻(2020/2予定)に、改稿改題版「血染め表紙」として収録されるようだ。
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