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 [354]   2019/12/20
■ 春陽堂書店『完本 人形佐七捕物帳』刊行開始!
  2019年12月20日付で、春陽堂書店より『完本 人形佐七捕物帳 一』(編集委員 浜田知明・本田正一・山口直孝)が刊行されました。当初、『決定版 人形佐七捕物帳全集』(全14巻, 2019年7月刊行開始予定)でしたが、紆余曲折を経て『完本 人形佐七捕物帳』(全10巻, 2019年12月刊行開始)となりました。2019年は、捕物出版より『朝顔金太捕物帳』『左門捕物帳・鷺十郎捕物帳』『不知火捕物双紙』(「紫甚左捕物帳」「南無三甚内」含む)と、人形佐七への改稿前の横溝正史捕物帳作品群が刊行されており、空前の横溝正史捕物帳刊行YEARとなった。人形佐七への改稿前後の作品を、一挙に容易に読むことが可能となった訳である。

巻末の「刊行のことば」に、次の通り記されている。
春陽堂書店が初めての「人形佐七捕物帳」全五巻を刊行したのは、昭和十六年のことで、最初の作品集成である。昭和四十八年には春陽文庫より「人形佐七捕物帳全集」全十四巻を刊行。一五〇篇の作品を収録し好評裡に版を重ねたが、近年、研究者たちにより、横溝正史が書き遺した「人形佐七捕物帳」は全一八〇篇と確定した。
ここに全作品を発表順に初めて集成、綿密な校訂を施し、詳細な解題・解説を附し、面目を一新した「完本 人形佐七捕物帳」全十巻をお届けする。昭和を代表する国民作家・横溝正史が愛惜を持って描いた江戸の世と人形佐七の活躍を余すところなくご味読いただきたい。

関連ページ:
 ・横溝正史を読もう: (29) 『完本 人形佐七捕物帳 一』 (春陽堂書店)


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