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■ ポプラポケット文庫 ミステリー『名探偵金田一耕助(3) 金色の魔術師』刊行
2006年9月付で、ポプラポケット文庫のラインナップに、 横溝正史『名探偵金田一耕助(3) 金色の魔術師』が加わり、刊行されました。 文庫とはいえ、いわゆる新書サイズ。巻末解説は、新保博久氏。
奥付には、
収録作品について 『金色の魔術師』より(講談社1953.2)
とありますが、例によって、
※この作品は原作を重んじて編集してありますが、著作権継承者のご承認のもと、 理解しやすいように漢字仮名をあらためたり、身体や職業にかかわる不適切な 表現は省いたり変更したりしています。
と記されています。
カバー見開きには、次のように記されている。
ああ、おそろしや、おそろしや…、
山本君が、とけてゆく……
金色の魔術師のあとを追い、礼拝堂にやってきた滋少年が見たものとは…！？
金田一耕助の不在中に起こった怪事件、はたして、少年たちは解決できるので
しょうか。
本書の前書きで横溝正史は、
私はこの小説を読むことによって、少年少女諸君が、興味のほかに、 かずかずの科学的事実をも、ならいとられるであろうことを信じている。
と記されています。 ポプラポケット文庫のシリーズから読者になった若い世代の読者に、 『金色の魔術師』はどう映ったのか、わが子の感想を聞いてみようと思う。
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2006年9月付で、ポプラポケット文庫のラインナップに、
横溝正史『名探偵金田一耕助(3) 金色の魔術師』が加わり、刊行されました。
文庫とはいえ、いわゆる新書サイズ。巻末解説は、新保博久氏。
