横溝正史エンサイクロペディア・横溝正史アーカイブス
総目次2005年Previous|Now here|Next

横溝正史関連ニュース&トピックス  - 横溝正史アーカイブス -

横溝正史やその作品に関連する、ニュースやトピックスをお寄せください。
ご協力を、よろしくお願いします。
 [157]   2005/10/19
■ 蜂巣敦『「八つ墓村」は実在する』 (ミリオン出版)刊行
  2005/11/5付けで、ミリオン出版より『「八つ墓村」は実在する』(蜂巣敦)が刊行された。帯には、次のように記されている。

「大量殺人事件」が生み出した「幻の村」の実像に迫るミステリードキュメント!!
戦時下の岡山県の寒村で起きた「津山三十人殺し」と同事件をモデルに執筆された『八つ墓村』……。二つの現場を結ぶ点と線をたどりながら、現代に生成する都市伝説の〈虚実〉を解体した白熱のノンフィクション!!

[目 次]
 序 章『八つ墓村』とはなにか?p.7
 要蔵の「三十二人殺し」p.8
 「津山三十人殺し」事件p.10
 横溝正史と『八つ墓村」 p.18
 作品のイメージを決定づけた映画p.19
 謎の残る大量殺人事件p.24
   
 第一章「津山三十人殺し」の現場を歩くp.27
 「八つ墓村」の現場へp.28
 地元紙が伝えた惨劇p.31
 消されていた事件の記録p.43
 自決の場として選んだ荒坂峠p.48
 都井睦雄の強靱な体力p.54
 『闇に駆ける猟銃』で描かれた事件の現場p.62
 墓石に彫られた「殺戮」の文字p.69
 都井睦雄の遺書p.76
 「八つ墓村」と「津山三十人殺し」p.79
   
 第二章「八人の落武者殺し」伝説を追うp.83
 世界各国の大量殺人事件p.84
 「八つ墓村」の模倣事件,p.90
 「八束村」という名前の村p.96
 山奥に立つ謎の川上地蔵p.100
 落武者の霊が出る墓場p.109
 加茂神社の千年杉p.115
 この地で「牛」が意味するものp.120
 米子で聞いた 「八つ墓村」の話p.125
 五十一人が処刑された「山中一揆」p.129
 「二本杉と六地蔵」は「八つ墓明神」か?p.138
 津山市の「首無し地蔵」p.144
   
 第三章史実と伝説を巡る旅路の果てにp.163
 地図から消えた村「杉沢村伝説」p.164
 『八つ墓村』の舞台となった温泉街p.171
 「首切峠」に佇む老婆p.175
 「人形峠」にまつわる怪談話p.182
 「三十人ヶ仙」という山の名の由来p.190
 ひっそりとした温泉街p.197
 「三人の落武者の霊が出とった」p.204
 再度、荒坂峠の頂上を目指すp.210
 都井睦雄の生存説p.224
   
 終 章幻の村、「八つ墓村」は実在するp.229
 「三十人殺しの村はあっちや!」p.230
 都井睦雄の恋人・Y子の存在p.232
 都井睦雄の「隠し子あり伝説」p.236
 鶴子のモデルはふたりいる?p.242
 「八つ墓村」の境界線p.247
   
 あとがき 現実と虚構の狭間でp.252
 [初出一覧]  [主要引用・援用文献リスト]p.255
 

  今までも、「八つ墓村」を訪ねる旅エッセイの類いはいくつかあった。本書は、「八つ墓村」について、フィールドワークを重ね、証言を集めたり、史料を読み解いた記録を一冊にまとめ上げられており、横溝正史『八つ墓村』を読む上での副読本たり得ると考える次第。
 
 
  関連ページ:
ほぼ週刊・本棚から横溝正史
 (58) 『鮎川哲也と十三の謎'90』(鮎川哲也ほか, 東京創元社, 1990/12)収録
   折原一「ミステリ紀行 横溝正史の旅 八つ墓村へ行こう」
横溝正史を読もう!
 (2) 『横溝正史に捧ぐ新世紀からの手紙』(角川書店, 2002/5)収録
   岩井志麻子「金田一耕助を追いきれなかった岡山の旅」


総目次2005年Previous|Now here|Next


横溝ペディアへ

アーカイブスへ

ページの先頭へ