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2005年1月22日、コレクションによる企画展「よみがえる横溝正史」
(2004/10/23-2005/3/31)を開催中の世田谷文学館において、
トーク＆コンサート「横溝正史に捧ぐ」が開催された。当日は
参加できなかったが、およそ次の内容だったそうである。
・第１部 トーク：「父・横溝正史の思い出」横溝亮一(音楽評論家・横溝正史長男)
・第２部サロンコンサート：「横溝正史に捧ぐ」上野由恵(フルート),渚智佳(ピアノ)
『悪魔が来りて』執筆のきっかけとなった「ハンガリア幻想曲」の演奏もあり
「私の主役」(1976/12, 横溝正史出演TV番組)鑑賞
戦時中、音楽好きだった横溝正史が亮一氏を連れて防空壕から抜け出し、
自宅で大音量でベートーベンの曲をかけ、二人で聞いていたそうである。
横溝正史曰く。
「音楽を大音量で聴いていたおかげで、爆撃機が空を飛ぶ音が聞こえなかったろう。
音楽の力は、かくも偉大なものだ」 この言葉が、横溝亮一氏が音楽関係に進むきっかけになったという(情報提供：川村万梨弥氏)。
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