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2004年11月20日付けで、横溝正史探偵小説コレクション (3)『聖女の首』(出版芸術社)が刊行されました。出張中だったので、ようやく刊本を手にすることができました。
アップが遅れ、申し訳ございません(^^;)。
まずは帯にはどのように記されているかというと…。
帯表
金田一耕助の、 横溝正史の原点がここにある!
文庫未収録作品集、堂々の完結! 表題作をはじめ、
「人面瘡」「車井戸は何故軋る」他、金田一シリーズの
原型作品を一挙5編+戦時下のレア作品を収録!
帯裏
●主な作品内容−−
ある芸術家の胸像のモデルになった女性の悲劇の運命を描く「聖女の首」/
温泉地で繰り返される凄惨な殺人事件の真相とは?「悪霊」/
一枚の婦人の肖像画から明らかになる、一家の真実陰謀を綴った「肖像画」/
金田一耕助登場の犯人あて小説「黄金の花びら」/
戦時中に送られたある慰問袋に秘められた謎を巡る「金襴護符」/
義和団事件に巻き込まれた祖母の秘密に迫る「剣の系図」/他5編。
収録作品 (巻末解説は浜田知明氏)
金襴護符 | |
海の一族 | |
ナミ子さん一家 | |
剣の系図 | |
竹槍 | |
聖女の首 | 「七つの仮面」原型 |
車井戸は何故軋る | 「車井戸はなぜ軋る」原型 |
悪霊 | 「首」原型 |
人面瘡 | 「人面瘡」原型 |
肖像画 | 「ペルシャ猫を抱く女」改題一部改稿, 「支那扇の女」原型 |
黄金の花びら | 金田一耕助登場作品 |
文庫未収録作品集、堂々の完結! と、
銘打たれてしまいました(^^;)。
このシリーズ収録作品の他にも文庫未収録作品は多々あるわけで、
さらなる刊行を期待したい。
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