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■ 横溝正史時代小説コレクション 伝奇篇(2)『菊水兵談』(出版芸術社)刊行
2003年9月20日付けで、横溝正史時代小説コレクション 伝奇篇(2)『菊水兵談』(出版芸術社)が、次のように帯に銘打ち刊行されました。
東海道を駈ける快男児・菊水兵馬登場!!
波瀾万丈の幕末奇譚『菊水兵談』の他、豊臣家の遺臣
による寛永御前試合異聞「しらぬ火秘帖」、人喰い樹
をめぐる怪談「妖説孔雀の樹」等、六短篇を併録!!
収録作品は次の通り。
・「菊水兵談」
浦賀街道 妖霊星 金座大疑獄 鳳凰の鳴く時 十万両旅 浄瑠璃船
謎の金扇 黒谷の尼 名月の使者 鳥羽の兄弟 彰義隊夜話
・「しらぬ火秘帖」
・「密書往来」
・「具足一領」
・「妖説孔雀の樹」
・「神変黒髪党」
・「河童武士道」
カバー見開きや解説には次のようにあります。
姉妹篇『菊水江戸日記』は、次回配本『不知火奉行』に収録予定である。
今となっては、入手が非常に難しかった菊水兵馬シリーズがすべて読むことが できるようになるとは、この上ない喜びです。 さらに、日下三蔵の巻末解説によれば、
この五冊(徳間文庫『お役者文七捕物暦』シリーズ)に春陽文庫版『人形佐七捕物帳全集』 (全14巻)と『髑髏検校』(角川文庫、富士見時代小説文庫、講談社文庫コレクション 大衆文学館)、そして本シリーズ六冊を加えると、作品の重複なしで 横溝正史の時代小説がほぼすべて読めることになるはずである。金田一ものとは 一味違ったもう一つの横溝ワールドを、ぜひ楽しんでいただきたいと思う。
とのこと。続刊の収録作品に期待してしまいます！
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2003年9月20日付けで、横溝正史時代小説コレクション 伝奇篇(2)『菊水兵談』(出版芸術社)が、次のように帯に銘打ち刊行されました。
