- ほぼ週刊・本棚から横溝正史 -
 戎光祥出版･柏書房･春陽堂書店･論創社 〈四社合同フェア〉特別小冊子「横溝正史と私」 黒田明編, 柏書房, 2021/10/10, 非売品 | |
内容項目は次の通り。
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今から、約２年前のことになる。 2021年10月、戎光祥出版(『横溝正史研究』『雪割草』)、柏書房(『横溝正史少年小説コレクション』シリーズ他)、春陽堂書店(『完本 人形佐七捕物帳全集』)と、論創社(『横溝正史探偵小説選』)の四社の合同で、横溝正史フェアが開催され、書店で対象書籍の購入で、小冊子「横溝正史と私」が配布されたので、入手されたかもいらっしゃることでしょう。 小冊子には、二階堂黎人(作家)、山前譲(推理小説研究家)、小松史生子(金城学院大学教授)、掛谷治一朗(「横溝正史エンサイクロペディア」管理人)、渡辺東(イラストレーター)、高木晶子(高木彬光長女)の、横溝正史に関するエッセイが収録されている。このうち、高木晶子さんの「"母"と慕った横溝先生」に、横溝正史『仮面城』の一部を高木彬光が代作していたという、衝撃的な情報が記されていて、それを読んだ当方は愕然としてしまった。 2021年10月22日(金)に開催された、2021年没後40年/2022年生誕120年4社(戎光祥出版/柏書房/春陽堂書店/論創社)合同 横溝正史フェアのトークイベント「金田一だけじゃない。横溝正史、新たな魅力」を、聴講しました。 登壇：日下三蔵氏(ミステリ研究家), 浜田知明氏(探偵小説研究家), 黒田明氏(論創社編集部), 司会:村松剛氏(柏書房編集部) イベントの終わりの方で浜田氏より、「冊子の鬼手仏心は、『獄門島』ではなく『八つ墓村』にあります。お持ちの方は疑問を残さずお帰りください」と、フォローしていただきました(^^;)。この小冊子収録の「鬼想仏心、または愛情や浪漫の衣」をご確認ください(^^;)。 | |
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さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！ |
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