 『〈異〉なる関西 "i" naru kansai』 日本近代文学会関西支部編集委員会編, 田畑書店, 2019/11/5, 本体2,500円 | |
内容項目は次の通り。
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まえがきで、本稿について次のように記されている。 山口直孝「複数の神戸を遊歩すること──横溝正史『路傍の人』のモダニズム」」は、外国人船員の処分した探偵小説雑誌を読み漁り、湊川新開地の発展とともに成長した横溝正史の人とテクストに接近することで、そこに表象された「複数の神戸」の痕跡を確認する。 
学生時代を神戸で過ごした私としては、本稿は忘れかけていた神戸での青春時代を思い出させてくれた(^^;)。本稿で論じられている、横溝正史「路傍の人」は、角川文庫緑304-70『空蝉処女』(1983/12)に収録されていたが残念ながら絶版となっているが、柏書房『横溝正史ミステリ短篇コレクション6 空蝉処女』(2018/6)で読むことが可能となった。 | |
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さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！ |
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