『不滅の名作ミステリへの招待』　 - ほぼ週刊・本棚から横溝正史 -

『不滅の名作ミステリへの招待』 中川右介, 七つ森書館, 2013/4/1, 本体1500円

内容項目は次の通り。 　Part 2　推理力に脱帽！世界の名探偵10 　　金田一耕助「獄門島」 横溝正史, p.88-91 　Part 4　小説と映画で二度楽しめる傑作ミステリ10 　　「犬神家の一族」 横溝正史, p.170-173

本書のあとがきに記されている通り、親本がある。 実はこの本は2004年に青春出版社から『ミステリー 最高傑作はこれだ！』という題で、「ミステリー研究21」という著者名で刊行されたものの改訂版だ(「ミステリー研究21」という名義だが、私一人で書いたものだったので、今回は私個人名義とした)。 本書にある作品が「古典の名に値する名作･傑作ばかりで必読書である」ことに異論を唱える方はいないと信じている。と記されている通り、読んでおきたい作品ばかり紹介されていてうれしい限りです。 著者･中川右介氏の名前は、『カラヤンとフルトヴェングラー』(幻冬舎新書)をはじめとする、クラシック音楽関連の著書で存じ上げていたが、ミステリーにも造詣が深いことを今回初めて知りました。

さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！

横溝正史関連書籍をご存じの方、 耳寄りな情報をお待ちしております。

---

横溝ペディアへ

本棚からへ

ページの先頭へ