『少年少女 昭和ミステリ美術館』　 - ほぼ週刊・本棚から横溝正史 -

『少年少女 昭和ミステリ美術館』 表紙でみるジュニア･ミステリの世界 森英俊･野村宏平編著, 平凡社, 2011/10/20, 本体3800円

内容項目は次の通り。 　第2展示室 世界の名作･日本の名作 少年少女ミステリ全集 　　名探偵シリーズ(全15巻) ポプラ社 昭和42, p.71 　　　『幽霊鉄仮面』 　　ジュニア探偵小説(全26巻) 偕成社 昭和43-47, p.74 　　　『怪獣男爵』 　　コラム いまでも読める昭和の少年探偵小説, p.77 　第3展示室 ジュニア･ミステリの名匠たち, p.95 　　　『夜光怪人』 　　横溝正史, p.96-99 　　　『大迷宮』『金色の魔術師』『黄金の指紋』『青髪鬼』 　　　『蝋面博士』『白蝋仮面』『獣人魔島』『怪獣男爵』 　　　『幽霊鉄仮面』『仮面城』『まぼろし曲馬団』『真珠塔』 　　　『獄門島』『洞窟の魔女』 　　コラム ジュニア･ミステリの怪人たち, p.105 　第4展示室 付録･ガイド本の世界 　　学年誌の付録, p.139 　　　『姿なき怪人』

帯には、次のように記されています。 怪人対名探偵　少年少女の活躍！ 少年探偵団、名探偵ホームズ、怪盗ルパンから名作全集、雑誌付録まで、昭和の子供たちをとりこにした児童ミステリ約400点をオールカラーで紹介。幼き日のスリルと興奮が甦る、夢の一大コレクション。甦る児童ミステリの世界 懐かしい書影が、全編にわたってオールカラーで収録されています。 当時は、学校の図書室や近所の本屋さんに、数多く置いてあったように記憶しています。 江戸川乱歩の少年探偵ものをはじめ、名探偵ホームズや怪盗ルパンなど、少年時代に読んだ記憶がおぼろげながら甦ってきました。このころは、まだ横溝正史作品を読んでいなかったように思います。 巻末に付された「戦後児童向けミステリ全集リスト」を見て、こんなにあったんだと、 改めて驚いている次第です。

さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！

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