 『金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲』 赤川次郎, 有栖川有栖他, 角川文庫, 2012/11/25, 本体:667円 | |
内容項目は次の通り。
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横溝正史生誕百十周年記念の今年(2012年)、絶版となったままの数多くの角川横溝文庫の復刊をせずに、生誕百年の際に刊行した非横溝作品のアンソロジー文庫を刊行するとは、誰が想像したことでしょうか(しかも巻末解説もなし)。アンソロジーの文庫化や、期間限定で杉本一文による往年の名作カバー復刻(現行文庫のみ)をする前に、横溝文庫の全巻復刊をすべきと思い願うのは、私だけではないでしょう。 以下は、当方の備忘として書き残しておきます。 カバー裏表紙には、次の内容説明書きがある。 もじゃもじゃ頭にぼんやりした姿。だがひとたび事件が起これば誰よりも鋭く謎を解き、犯人の心に潜む哀しみを見抜く、心優しき名探偵。横溝正史が生んだ日本を代表する探偵が現代作家の手でいま、甦る！ 金田一耕助に正面から挑んだ快作から、ある事件の「その後」の姿を描いたパラレル作、近田一耕助や金田耕一・錦田ーコンビ、金･田･ートリオが活躍する変奏作まで。趣向を凝らした豪華オマージュ競演！ 文庫の帯には、「横溝正史生誕百十周年記念」と合わせ、次のように記されている。 もじゃもじゃ頭の冴えない書生姿。 だが誰よりも鋭く犯人の心を解き明かす。 ミステリ史に輝くあの名探偵に現代気鋭の作家が挑む！ 
ちなみに、生誕百周年当時刊行された単行本帯には次の通り記されていた。もじゃもじゃ頭にぼんやりした姿、 しかし、誰よりも鋭く、心優しく 犯人の心に潜む哀しみを解き明かす。 ミステリ史上に燦然と輝く名探偵に 現代気鋭の作家が挑む −珠玉のアンソロジー。 | |
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さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！ |
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