『乱歩・正史・風太郎』　 - ほぼ週刊・本棚から横溝正史 -

『乱歩・正史・風太郎』 高木彬光著/山前譲編, 出版芸術社, 2009/11, 本体:2,500円

内容項目は次の通り。 　II　育ての親・横溝正史 　　　　成城まいり, p.72-73 　　　　横溝先生のことども, p.74-75 　　　　春たち帰る, p.76-77 　　　　思い出, p.78-81 　　　　横溝正史の作品について, p.82-91 　　　　『獄門島』について, p.92-95 それぞれの初出は、以下の通りと記載されています。

・成城まいり 「宝石」昭和37年3月 ・横溝先生のことども 春陽堂『日本探偵小説全集』付録 「探偵通信」昭和28年10月 ・春たち帰る 「日本探偵作家クラブ会報」昭和37年6月 ・思い出 『横溝正史追憶集』昭和57年12月 ・横溝正史の作品について 岩谷書店『鬼火』昭和26年1月 ・『獄門島』について 「別冊宝石」昭和24年8月

本書の章立てから、高木彬光の「育ての親」が横溝正史、「産みの親」は江戸川乱歩、「水魚の親」は山田風太郎ということになります。

さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！

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