 『活字探偵団 別冊本の雑誌10』 本の雑誌編集部, 本の雑誌社, 1994/10, 本体:1,165円 |
|
内容項目は次の通り。 |
|
防御率のいちばん悪い探偵は金田一耕助である！, p.58-59 |
|
これには初出があり、「本の雑誌」(1993/11,Vol.125)がそうである。 当時のタイトルは、「防御率のいちばん悪い探偵は金田一耕助だった！」であり、 単行本化に際し、「だった！」が「である！」に変わった。 金田一耕助が本当に防御率の低い探偵だったかはについて、異論はあるとは思いますが、 詳しくは探偵防御率を参照願います。 本書のp.140-141「国書刊行会へのお願い アレクサンドル・デュマ全集を出して！」に、 『ボルジャ家罪悪史』の書影がヂューマ著とあるが、これは大デュマのこと。 訳者はなんと横溝正史だという注記とともに掲載されている。 このことが、一時物議を醸し出したことは記憶に新しい。 これも詳しくは、 横溝正史訳(?)『ボルジヤ家罪悪史』 - 正史はデュマを訳したのか -を参照願います。 さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！ |
|
横溝正史関連書籍をご存じの方、 耳寄りな情報をお待ちしております。 |
 横溝ペディアへ |
 本棚からへ |
 ページの先頭へ |