 『本格ミステリーを楽しむ法 鮎川哲也推理エッセイ大全』 鮎川哲也, 晶文社, 504p, 1986/9, 定価:2,800円 |
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内容項目は次の通り。 |
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２ 推理作家たちのこと 横溝正史先生 短麺の頃, p.147-p.150 プラスとマイナスと, p.150-p.153 |
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この本の横溝正史関連の初出は、次の通り。 ・短麺の頃, p.147-p.150 講談社『三つ首塔 横溝正史全集９』(1970/7) 月報第七号 ・プラスとマイナスと, p.150-p.153 『横溝正史追憶集』(私家版, 1982/12, p.14-17)収録 「本格推理 謎解き緻密 鮎川哲也さん死去」と、 朝日新聞2002年9月27日(金)朝刊39面に訃報記事が掲載されている。 もっと早くこの本を紹介すべきだった。 この２つのエッセイを読むと、氏の『黒いトランク』は、 クロフツの『樽』のみならず、横溝正史の『蝶々殺人事件』に、 少なからず影響を受けてることを窺い知ることができる。 横溝生死生誕百年の2002年に、横溝作品に影響を受けた本格推理作家が 奇しくも鬼籍に入られた。 光文社文庫に収録されている、鮎川哲也編なる２冊の本を、 私は忘れられない。 ・鮎川哲也編『本格推理１新しい挑戦者たち』(1993/4)収録 琴代智「桑港の幻」 ・鮎川哲也編『鯉沼家の惨劇』(1998/3)収録 「病院横町の首縊りの家」横溝正史(序編)+岡田鯱彦・岡村雄輔(解決編競作) さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「？？？」です。お楽しみに！ |
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