 『砂時計が語る』 -87歳の作家の20世紀ア・ラ・カルト- 青山光二, 双葉社, 319p, 2000/4, 本体:1,800円 | |
内容項目は次の通り。
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帯にこう書かれています。 生きてきたからこそ綴れる、真実のエッセイ!! 文壇から政界・映画界まで、87歳の作家が見聞きした「情景」と「逸話」!! 雑誌『小説推理』2000/7月号中の新刊広告欄に、 「横溝正史」の記載があるとの情報を得、図書館に直行。 偶然にも新刊コーナにあったので、内容を早速チェックしたものです。 気になる内容は、下記のとおり。 ・世田谷文学館に、横溝正史の著作・未定稿など大量寄贈 「全著作を世田谷文学館に運びこんだ作家がいますか？」 「全著作かどうかは確言できませんが、例えば成城にお住まいだった 横溝正史さん−。お亡くなりになってからも、 奥さまが未定稿などを大量にご寄贈くださいました」 ・雨の日に横溝家への原稿受取りは首尾が悪い たまたまその日も雨だったが、成城の横溝邸の塀の隙間から庭ごしに縁側のほうを覗くと、 椅子に掛けている横溝さんの憮然たる横顔がいかにも不機嫌そうなので、 訪問を後廻しにして(略) 文量としては少ないのですが、世田谷文学館に横溝正史の著作や蔵書、 未発表原稿などが、数多く保存されているという事実を、 記した文献はあまりありませんので、あえて紹介させていただきました。 | |
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この本には、「尾道・因島あたり」という短文も収録されており、
私的には、"買い"の本です(^^;)。
図書館には、こういった本まで揃えてありますので、助かっています。 さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。 キーワードは「賛否両論・金田一耕助の孫」です。お楽しみに！ |
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