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由利・三津木探偵小説集成3 仮面劇場』  - 横溝正史を読もう! -


『由利・三津木探偵小説集成3 仮面劇場』
柏書房, 2019/1/24, 本体2,700円+税

収録作品は次の通り。

収録内容ページ
 双仮面5  
 猿と死美人109  
 木乃伊の花嫁133  
 白蝋少年157  
 悪魔の家179  
 悪魔の設計図201  
 銀色の舞踏靴249  
 黒衣の人269  
 仮面劇場289  
   
  付録 由利・三津木挿絵ギャラリー441  
   
  編者解説 日下三蔵459  
   
柏書房サイトには、次の通り紹介されている。
 名探偵・由利麟太郎とその助手・三津木俊助が挑む、怪奇と耽美に包まれた
 犯罪絵巻! 全ミステリ・ファンへ贈る、シリーズ第3弾。
 薔薇を敷き詰めた小舟に眠る盲聾唖の美少年――彼を引き取った、ある一家に
 降りかかる惨劇を描く表題作をはじめ、全9編を収録したシリーズ第三弾。
 付録に、主人公コンビを描いたイラストをセレクト掲載、
 「由利・三津木挿絵ギャラリー」として収録。

帯表には、次のように記されている。
  戦慄の因縁
  名家を襲う脅威と惨劇!
  血みどろの地獄絵図、全9篇!
帯裏
  金田一耕助と並ぶ、もう一人の名探偵シリーズ!
  〈由利・三津木探偵小説集成〉全4巻

『由利・三津木探偵小説集成』(全4巻)の第3回配本の刊行である。『横溝正史ミステリ短篇コレクション』同様、本編のみならず付録にも力が入っており、横溝作品の一ファンとしては、ありがたく嬉しい限りである。

角川文庫緑304シリーズ絶版により入手難となっていた「由利麟太郎・三津木俊助」ものが新刊で読むことができるようになったことは、横溝文学を世に知らしめる上でとても大きな意義がある。これを機に、全横溝正史作品が容易に入手できるようになれば、ありがたいのですが、どうなりますやら。(^^;)。続刊に期待したい。

横溝正史作品収録書籍をご存じの方、
耳寄りな情報をお待ちしております。



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