 『横溝正史ミステリ短篇コレクション1 恐ろしき四月馬鹿』 柏書房, 2018/1/5, 本体2,600円+税 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
収録作品は次の通り。
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帯には、次のように記されている。 第(1)回配本【全6巻】 本格探偵小説の巨星、才気横溢の初期傑作群！ ミステリ名作セレクション 横溝正史ミステリ短篇コレクション全(6)巻 以後続刊…… (2)『鬼火』(3)『刺青された男』(4)『誘蛾燈』(5)『殺人暦』(6)『空蝉処女』 日本探偵小説界に燦然と輝く巨匠の、シリーズ作では味わえない多彩な魅力を凝縮！ 日下三蔵による編者解説に、次のように角川書店1976/9/20刊行の単行本『恐ろしき四月馬鹿』との関連が説明されている。 シリーズ第一巻の本書には、著者最初期の作品をまとめた『恐ろしき四月馬鹿』(77年3月)と『山名耕作の不思議な生活』(77年3月)を合本にして収めた。(略) この二冊は、元々横溝夫妻の金婚式を記念して、七六年九月に角川書店から刊行された短編集『恐ろしき四月馬鹿』を、十四篇ずつ大正編と昭和編に分冊したものであるから、本書では初刊本の形に戻った訳だ。著者による「序にかえて想う」は単行本版に付された序文で、角川文庫版には収録されていない。本書では資料として収めた。 つまり、こういうことのようだ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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江戸川乱歩名義で発表された「犯罪を猟る男」「あ･てる･てえる･ふいるむ」「角男」にまつわる、横溝正史「代作ざんげ」と江戸川乱歩「作者返上」までもが付録として収録されており、個人的には心憎い(^^;)。続刊に期待したい。 |
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