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横溝正史クロニクルを閲覧いただき、誠にありがとうございます。
2001年6月13日に、開設３周年を迎え、年１シリーズ第３弾！をお届けできる運びとなりました(^^;)。 おかげさまで、横溝正史文庫リストは2001年6月12日現在、のべ324人の方に ダウンロードしていただきました。ありがとうございます。 こんなに多くの方にダウンロードしていただけるとは、予想していませんでした。 横溝文庫への感心の高さ・多さに、正直驚いております。 1981年12月、横溝正史が鬼籍に入られて以来、新作は発表されていません。 現在においてもさすがに頻繁ではありませんが、横溝作品を収録した書籍が刊行されている事実。 例えば、カドカワエンタテインメントから未収録短篇集２冊が刊行されたのは記憶に新しい。 できれば、杉本一文氏画の表紙の文庫で出してほしかったですが…。 横溝正史文庫リストについては、横溝文庫の新刊や関連文庫を含め、 ほぼリスト化できたのではないかと考えています。 これもみなさんの情報提供と、本人のたゆまぬ本屋・古本屋・図書館通いの賜物です(^^;)。 ダウンロードの数字と、皆さんからの励ましの言葉を真摯に受け止め、 今後もさらなる探求を続けていきます。また情報提供は常時受け付けしています。 横溝正史作品を読破する。『横溝正史クロニクル』のすべては、 この願望を実現するために始まりました。 1)「横溝」作品にはどれくらいの物量があるのか。 2)今何を読むことができるのか。 これらをきちんと把握することに注力しました。 角川文庫の全タイトル打ち込みから始まり、文庫を見つける度に、 各文庫の収録作品をインプット。 文庫探求と並行して、中島リスト・島崎リストをベースにした、 探偵小説，捕物帳，翻訳，随筆，評論，対談などを含む、 横溝正史年代順作品リストの作成にも取りかかりました。 文庫リストと年代順作品リストを作成していてわかったこと。 角川文庫だけでは横溝正史を読破できない。これは大変だ。 夢がはるか遠い存在になってしまう。 "Dreams come True"となることを信じて、 できることからやって行こう。 現実に目を向けてみると、横溝作品読破への道は未だ険しい。 横溝正史は実に多くの作品を書いている。 一般に知られている、『八つ墓村』『犬神家の一族』などは氷山の一角に過ぎないのです。 来る2002年は、横溝正史生誕百周年の節目の年です。 私が嬉しい悲鳴をあげて喜ぶくらいの、横溝文庫が刊行されることを期待したい。 今の文庫リストが朱書き追加で真っ赤に染まるくらいに。 そうすれば、文庫リスト更新スピードも加速し、より充実したものになること間違いなしです。 そのためには、出版社の方のご協力が是が非でも必要です。 刊行を待っている横溝作品は、夜空に輝く星の数ほどあります。 「最後の探偵作家」の偉業をすべて刊行し、 「横溝正史」を21世紀へ語り継ごうではありませんか。 『横溝正史クロニクル』は来たる2002年７月に、 『横溝正史エンサイクロペディア』へのステップアップを計画しています。 どんな形でお披露目できるか、これから１年楽しみながら構想を練りたいと思います。 今後ともよろしくお願いいたします。 |
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Jiichi |
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追伸 年１シリーズ第４弾は、はたしてあるのでしょうか。 また１年じっくり考えますので、開設４周年をお楽しみに！ |
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