ほぼ週刊・本棚から横溝正史
ほぼ週刊・本棚から横溝正史
- 『名探偵紳士録』 -

『名探偵紳士録 -生みの親から推理法まで徹底調査した意外な横顔-』(山村正夫, ごま書房ゴマブックス1112, 1977/3, 定価:630円)
『名探偵紳士録 -生みの親から
推理法まで徹底調査した意外な横顔-』
山村正夫, ごま書房, 1977/3, 222p, 定価:630円

内容項目は次の通り。
・まえがき p.3-6
・名探偵の歴史 日本の名探偵 p.23-25
   由利麟太郎,金田一耕助
  推理作家・評論家の選んだ名探偵ベスト・テン p.26-32
・名探偵紳士録
 ●金田一耕助-風体をのぞけば日本一の名探偵 p.72-75
 ●人形佐七-人形のようにほれぼれとする美男子 p.92-94
・コラム 捕物 -江戸風物を描く人情話 p.112-113
・付録1 映画に出演した探偵たち * 金田一耕助 p.212
・付録2 名探偵年表 由利麟太郎,人形佐七,金田一耕助 p.216

金田一耕助には、 3人のパトロン(協力者)がいます。久保銀造、風間俊六と神門貫太郎です。 この三人が一同に会した作品があればいいのになあと思うのは、私だけでしょうか。

同様に佐七の協力者として、吉兵衛(岡っ引き)と神崎甚五郎(与力)が、この本で紹介されている。

実は、金田一耕助第3のパトロン・神門貫太郎を紹介している文献は、ほとんどありません(^^;)。

さて、次回の「ほぼ週刊・本棚から横溝正史」は…。
キーワードは「まだまだ、名探偵紳士録」です。お楽しみに!

横溝正史関連書籍をご存じの方、
ぜひご一報ください。



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