- なぜ、6月13日だったのか？ -
|
横溝正史クロニクルを閲覧いただき、誠にありがとうございます。
1999年6月13日に、開設１周年を迎えました。 そこで、今までベールに包んでいたホームページ開設日設定の謎について、 説明させていただきます。そんなに大げさなものではありませんが(^^;)。 横溝正史の誕生日は、5月25日(24日説あり)ですが、 1998年5月25日に、ホームページを公開できる見通しが 立たず苦悩していました。これに変わる日付を検討しているときに、 東映映画『悪魔が来りて笛を吹く』のパンフレットに 掲載された、下記のコラムを思い出しました。 以下、その本文を引用させていただきます。 横溝正史研究で有名な、早稲田大学「ワセダ・ミステリ・クラブ」は、このほど 金田一耕助を徹底解剖、綿密な調査をもとに、彼の年譜を作成した。 特に、これまで全く謎とされていた金田一耕助の誕生日が判明。 金田一マニアの間で話題となっている。彼は、大正2年6月13日に生まれた。 生みの親、横溝正史は「金田一は自分より11才年下」と言っているだけ。 すると、大正2年生まれとなる(横溝正史は明治35年生まれ)。 月日は西洋占星術や占数術で割り出した。 彼の性格は、人なつっこく茶目気がある。風采は気にしない面がある一方、 神経質なところもある。そう考えると双子座(5月22日〜6月21日)とみるのが 妥当のようだ。双子座は、論理力と強い好奇心をもっている。 横溝正史も双子座だ。そして、あたたかい性格と豊かな想像力を 持ち合わせている点からみて、かなり蟹座(6月22日〜7月21日)に近い。 また、占数術によれば、金田一には「孤独・推理・変動」を暗示する「４」がぴったり。 ４の数は、1ヶ月のいちでは、4日、13日、22日、31日があり、蟹座に最も近い 双子座ということから、6月13日こそ、彼の誕生日になるのである。 |
 東映「悪魔が来りて笛を吹く」パンフレットより引用 |
|
西洋占星術や占数術に特段の思い入れはありませんが、書誌データの開示という
基本方針を踏襲するため、社会性のある資料や文献に記載されたデータを
合わせて開示するということで、採用しました。 6月13日が、横溝正史の考えていた金田一耕助の誕生日か否か分かり得ませんが、 この日付を採用した次第です。 この謎を公開する日を、開設１周年に設定していました。 末永く閲覧いただけるように、日々研鑚を重ねていく所存ですので、 今後ともよろしくお願いいたします。 開設２周年で明かされる謎をお楽しみに(^^;)！ |
|
Jiichi |
 横溝クロニクルへ |
 ページの先頭へ |